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不動産お役立ちコラム

Column

VOL.01 4月から始まった「インスペクションの活用」って何?

VOL.01 4月から始まった「インスペクションの活用」って何? ※2018年5月現在

マン ねえねえ、4月から安心して中古住宅を売ったり買ったりできる制度が始まったって聞いたよ。どんなものなの?
博士 おー、よく知っておるのう。住まいは、一生に一度の大きな買い物じゃな。じゃが、買ったあとに「雨漏りが起きたらどうしよう」「建物にひどい欠陥があったらどうしよう」という心配がよぎることがあるじゃろう。売った側からみても、手が離れてから修理費用を負担することになっては大変じゃ。
 
そこで、こんな心配をなくすために、2018年4月から不動産仲介会社が、建物状況調査「インスペクション」を実施するかしないかの意志の確認と、実施する場合は、調査ができる業者を紹介することが義務づけられたんじゃ。
 
平たくいえば、不動産仲介会社が「事前に建物調査をしますか、しませんか。するなら業者を紹介しますよ」と聞くことになったんじゃよ。
ウーマン へー。売る前や買う前に建物を調査するの?誰がやるの?
博士 調査するのは、「既存住宅状況調査技術者」という国の講習を受けて終了時の考査に合格した建築士じゃ。
マン うわあ、専門家が調査してくれるなら安心だね。どこをどんなふうに調査するの?
博士 たとえば、土台や柱、梁などに蟻害や腐食がないか、床や柱などが傾いていないか、基礎に一定の大きさ以上のひび割れがないか、屋根や外壁に雨漏りが生じるような欠損やズレがないかなどが調査されるぞ。建物に穴を開けることはなく、目で見たり、機器を使って測ったりして調べるんじゃ。
ウーマン わあ、安心だね。じゃあ、買うときにはやってもらいたいよね。
博士 この調査は、売主さんだけでなく、売主さんの了承を得れば買主さんがやってもよいんじゃ。もちろん調査は義務ではない。じゃが、やっぱりやったほうが安心じゃろ?
マン ウーマン 売る人にもメリットがあるんだよね。
博士 売る側のメリットは、建物調査を終えて売り出したり、契約前に調査をすることを約束したりして売り出すため、調査していない住宅と比べると安心感をもたれやすい。つまり、より早く売れる可能性があるんじゃ。さらに、売る前に調査と結果報告を受けられるので、住まいの状況をしっかり把握して売ることができる。また、売却後に修繕費用を負担するリスクもなくなるぞ。
マン そうか、それはいいなあ。じゃあ、買う人のメリットは?
博士 構造や配管など一見見えにくい部分の現況がわかるので、安心できるぞ。状況が事前に把握できることや購入後のリスクを減らせるのは、売る側と同じじゃな。
ウーマン 両方にメリットがあるぅ。注意点はあるの?
博士 不動産会社は、調査ができる業者をあっせんするんじゃが、中にはあっせんできないという会社もあるから、事前に不動産会社に尋ねたいもんじゃ。調査できる体制を整えている不動産会社なら、スケジュールや調査後のことなど、丁寧に説明してくれるぞ。不動産会社を選ぶ目安にもなるぞ。
マン へー、そうなんだ。一誠商事はどうなの?
一誠商事はもちろん紹介可能じゃよ。さらに条件を満たせば、一誠商事が調査費用を負担してくれる「住まいの太鼓判」というプランが使えるんじゃ!
注文住宅ハウスメーカーとして多くの実績がある不二建設が雨漏りや腐食、給排水管を調査、大阪ガスグループ会社の「大阪ガスケミカル」が代表組合員の「日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合」が、シロアリの調査を担当するぞ。
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ウーマン 調査後に不具合が見つかったらどうなるの?
博士 調査で不具合が見つかったら、不具合があることを書面ではっきりと買主さんに伝える義務があるのじゃ。双方納得した上で取引ができる。また、売主さんは補修費用分だけあらかじめ価格を下げたり、事前に補修をしたうえで販売するなんてこともできるんじゃよ。
インスペクションをすると、 いいことがいっぱいだね。 そうじゃな。売却前、購入前にはぜひとも考えたいものじゃな。